青土社SEIDOSHA
公式サイト: http://www.seidosha.co.jp/
青土社の書評/解説/選評一覧
『フキダシ論: マンガの声と身体』(青土社)
細馬 宏通ことばや身体動作、また視聴覚文化の研究を専門とする行動学者の細馬宏通（ほそま・ひろみち）さん。『のらくろ』『新宝島』から『3月のライオン』『…
本文抜粋
『タイミングの社会学: ディテールを書くエスノグラフィー』(青土社)石岡 丈昇フィリピン・マニラのエスノグラフィーを描き出しながら、ユニークな時間論やケア論を展開する石岡丈昇（いしおか・とものり）さん。『現代思想』の…
本文抜粋
『女性ジャズミュージシャンの社会学: 音楽性・女性性・周縁化』(青土社)中條 千晴芸術世界におけるジェンダー平等の議論に一石を投じ、フランスで大きな評判を呼んだ『女性ジャズミュージシャンの社会学（原題：Femmes du jazz）』…
後書き
『とまる、はずす、きえる: ケアとトラウマと時間について』(青土社)宮地尚子・村上靖彦トラウマ研究の第一人者である宮地尚子さん、医療・福祉の現象学の第一人者である村上靖彦さん。目の前のひとの声に耳を澄ませ、声にならない動きに…
本文抜粋
『歯車にならないためのレッスン』(青土社)森 達也（映画監督・作家）オウム真理教を内側から描き出した『A』『A2』から、日本のマスコミと政治の宿痾を浮き彫りにした『i－新聞記者ドキュメント－』にいたるまで、観る…
前書き
『北欧でみつけたサステイナブルな暮らし方: 食品ロスを減らすためにわたしたちにできること』(青土社)井出 留美地産地消ホテル、余ったパンからアイスクリームを作る職人、食品廃棄物を燃料に走る市営バス、おしゃれな賞味期限切れスーパー…。北欧の企業のユニー…
前書き
『私たちはなぜ犬を愛し、豚を食べ、牛を身にまとうのか: カーニズムとは何か』(青土社)玉木 麻子あなたは優雅な晩餐会に招待され、熱々のシチューをたっぷりと自分の皿に取り分け、柔らかい肉を堪能しながら主催者に調理法を尋ねました。「喜んで…
後書き
『中世の身体: 生活・宗教・死』(青土社)小池 寿子かつては「暗黒時代」と捉えられてきたヨーロッパ中世。しかし近年、従来のイメージを覆す研究が次々に発表され、にわかに注目を集めています。ジャ…
解説
『シェルパの友だちに会いに行く エベレスト街道日誌2021』(青土社)石川 直樹9月の新刊『シェルパの友だちに会いに行く』は、石川直樹が自身の写真集『SHERPA』の売上を、コロナ禍で困窮するシェルパに支援金として仲間とともに…
前書き
『ランニング王国を生きる 文化人類学者がエチオピアで走りながら考えたこと』(青土社)児島 修本書は、二〇二〇年一一月にイギリスで刊行された『Out of Thin Air: Running Wisdom and Magic from Above the Clouds in Ethiopia』の全訳である。…
後書き
『命を落とした七つの羽根: カナダ先住民とレイシズム、死、そして「真実」』(青土社)タニヤ・タラガ1966 年、12 歳のチャーニーは、カナダ政府が先住民族の同化政策として制度化した寄宿学校から逃げ出す途中、線路上で凍死した。死因審問の結果、悲…
前書き
『ギフトエコノミー ―買わない暮らしのつくり方―』(青土社)服部 雄一郎世界に広がる買わないプロジェクト！持続可能な世界をつくりるために私たちにできることとは？ギフトエコノミーとは、お金による売買や取引ではなく…
後書き
『史上最悪の感染症: 結核、マラリアからエイズ、MERS、薬剤耐性菌、COVID19まで』(青土社)マイケル・オスターホルム,マーク・オルシェイカーCOVID-19のパンデミックは、現代のグローバル社会がいかに感染症に対して無防備であるかを明らかにした。マラリア、結核など、先進国では終わったと…
書評
『ほんとうの、私のはなし』(青土社)リリー・アレン2006年にリリースしたデビューシングルが全米チャート1位を獲得、グラミー賞にもノミネートされたアルバムは全世界で250万枚以上のセールスを記録し…
本文抜粋
『世界からコーヒーがなくなるまえに』(青土社)ペトリ・レッパネン、ラリ・サロマーコーヒーは過去十年ほどのあいだ、皆が「口に」するようになった。飲むと気分を高揚させる飲みものとしてだけでない。コーヒーは気候変動の議論にも…
前書き
『私はこうして世界を理解できるようになった』(青土社)ファニー・ヘルエスタム「ハンス・ロスリングが本を書くことになったんだ。手伝ってくれないかい？」二〇一六年一二月の夕刻のことだった。ナトゥール＆クルトゥール社の社…
後書き
『エネルギーの人類史 上』(青土社)青土社私たちの生活は、エネルギーなしでは成り立たない。というより、生命そのものが、エネルギーなしでは存在しえない。太陽の光エネルギーが植物の光合…
後書き
『Good to Go 最新科学が解き明かす、リカバリーの真実』(青土社)青土社その疲労回復法に異議あり！すべて自分で試してみましたランニングを始める前には念入りにストレッチ。スポーツ中は喉が渇く前に電解質の入ったドリ…
書評
『ジャズ・エイジは終わらない: 『夜はやさし』の世界』(青土社)青土社文学から世界を知る――周辺の文学としての「ジャズ・エイジ」本書は、フィッツジェラルドの『夜はやさし』論という文学論にとどまるものではない。そ…
書評
『子どもには聞かせられない動物のひみつ』(青土社)ルーシー・クック「ナマケモノって、あんなにどんくさいのにどうして絶滅しないんですか？」動物学者にしてナマケモノ愛好協会代表であるわたしは、しょっちゅうそう…
前書き
