解説

『父と暮せば―ロシア語対訳』(井上事務所)

  • 2020/10/22
父と暮せば―ロシア語対訳 / 井上 ひさし
父と暮せば―ロシア語対訳
  • 著者:井上 ひさし
  • 翻訳:米原 万里
  • 出版社:井上事務所
  • 装丁:単行本(165ページ)
  • 発売日:2008-08-01
  • ISBN-10:4990315766
  • ISBN-13:978-4990315764
内容紹介:
広島で被爆した父と娘の476の台詞でおりなす4日間の夏の物語。日本国内で高い人気を博した、笑いと涙と、戦後の日本の最高喜劇を、ロシア語・日本語の対訳形式で収録する。
「電光石火の早業だった。万里さんはあっという間に翻訳してしまったんです。万里さんが、念のためにロシア人にも見てもらってちょうだいとおっしゃるので、そうしたところ、一ヶ所も手を入れるところがない、すばらしい台本ですという感嘆の声を添えて返ってきました。モスクワの劇場では、舞台上方のスクリーンに父親役の沖恂一郎さんと娘役の斉藤とも子さんの演技に合わせて、米原万里訳のロシア語台詞を投影しました。
すばらしい反響でしたよ。モスクワ市民は万里さんのロシア語に、始めから終いまで、心を揺さぶられつづけていました」(井上ひさし談)






【この解説が収録されている書籍】
井上ひさしの読書眼鏡 / 井上 ひさし
井上ひさしの読書眼鏡
  • 著者:井上 ひさし
  • 出版社:中央公論新社
  • 装丁:文庫(185ページ)
  • 発売日:2015-10-23
  • ISBN-10:4122061806
  • ISBN-13:978-4122061804
内容紹介:
面白くて、恐ろしい本の数々-。足かけ四年にわたり『読売新聞』読書面に連載された書評コラム「井上ひさしの読書眼鏡」三十四編。そして、藤沢周平、米原万里の本を論じる。著者の遺稿となった書評集。

ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

父と暮せば―ロシア語対訳 / 井上 ひさし
父と暮せば―ロシア語対訳
  • 著者:井上 ひさし
  • 翻訳:米原 万里
  • 出版社:井上事務所
  • 装丁:単行本(165ページ)
  • 発売日:2008-08-01
  • ISBN-10:4990315766
  • ISBN-13:978-4990315764
内容紹介:
広島で被爆した父と娘の476の台詞でおりなす4日間の夏の物語。日本国内で高い人気を博した、笑いと涙と、戦後の日本の最高喜劇を、ロシア語・日本語の対訳形式で収録する。

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初出メディア

米原万里展「ロシア語通訳から作家へ」図録

米原万里展「ロシア語通訳から作家へ」図録 2008年10月刊

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