青土社SEIDOSHA
公式サイト: http://www.seidosha.co.jp/
2024年2月に『内にある声と遠い声——鶴見俊輔ハンセン病論集』が刊行されて半年以上が経ちます。その編集の過程や刊行後にあった反応をめぐって、編者…
プロランニングコーチ 金哲彦氏 本書解説特別公開!本書は、自然とランニングをこよなく愛する、私より少し年上のイギリス人ジャーナリスト リチャ…
いま、「推し活」と名づけられる活動は社会現象とされるほどの広がりを見せています。かつては「オンナコドモ」のものとされていたエンターテインメ…
ベルンハルト・シュリンクの作品をはじめ、長年にわたって現代ドイツ文学の翻訳を数多く手掛けてきたドイツ文学者・翻訳家の松永美穂さんが、このた…
本書は、2023年6月にイギリスで刊行された『We Share the Sun: The Incredible Journey of Kenya's Legendary Running Coach Patrick Sang and …
人間という複雑な存在と人工知能のあいだにはまだまだ隔たりがあります。それでも、人工知能を人間に近づける探求を続けている三宅陽一郎さん。人工…
近年、その著作が続々と復刊され、新たな注目が集まる森崎和江。大畑凜さんによる『闘争のインターセクショナリティ――森崎和江と戦後思想史』は、詩…
地理学者の北川眞也さんは、イタリアの「移民の島」ランペドゥーザ島をはじめ、地球の津々浦々で、境界を超えて移動する人びとに注目し、その足跡を…
日本において、「ウルトラマラソン」という競技を知っている人はどのくらいいるのだろう。「マラソン」というと42.195㎞を走る競技を指す。いわゆる…
カフカや山田太一の作品の紹介で知られる文学紹介者の頭木弘樹さん。初のエッセイ集となる『口の立つやつが勝つってことでいいのか』が、2月14日(水…
政党と選挙を基盤とした議会制民主主義という現実の「政治」と、大学や学会のなかで高度な専門知を再生産する学問としての「政治学」。その「あいだ…
「アイドル」を取り巻く状況がめまぐるしく変化する現在において、わたしたちはいかに「アイドル」について考えていけば良いのでしょうか。かれらに…
日本を代表する社会学者のひとり、大澤真幸さん。「答え」をもっている人ではなく、〈問い〉を誘発する人を〈先生〉ととらえ、その〈先生〉について…
「燃え尽き症候群(バーンアウト)」はストレスや仕事への不満を語るときの言葉として流通しているが、その意味は正確に定義されておらず、激務の疲労…
オタクがガチオタクと出会った。心の臨床を広く俯瞰して語り合える人と出会った——。最前線を走る二人の臨床家が、精神医療と臨床心理の過去・現在・…
遊廓に生きた女性たちの〈声〉を描きだす歴史家であり、また戦時下の厦門を舞台に小説を展開した著者の最新作。本書の刊行を記念して「はじめに 〈声…
このたび、明治大学名誉教授でフランス文学者の鹿島茂さんの最新書評集『書評家人生』が刊行されることになりました。2007年以来、この約15年のあい…
翻訳家であり幻想文学研究家である風間賢二さんが縦横無尽に描き出す圧巻のホラー・ガイド『ホラー小説大全』。文法、ジャンル、起源、系譜、作家………
ポストフェミニズムをめぐる状況にたいして積極的に発信をつづけている著者による、待望の新刊『この自由な世界と私たちの帰る場所』。本書では、著…
日本でもっとも有名なラジオ放送のひとつ「玉音」放送――。八月一五日が近づくと、終戦という歴史的なできごととむすびつくかたちで、私たちはさまざ…