白水社HAKUSUISHA
公式サイト: https://www.hakusuisha.co.jp
J.D.サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』『キャッチャー・イン・ザ・ライ』に代表される海外文学、近・現代史を題材とした歴史書やノンフィクション、語学参考書や大学教科書を中心とする出版社です。1915年創業。創刊から90年を超える月刊誌『ふらんす』、白水Uブックスや文庫クセジュの他、近年は社会・経済分野にも力…もっと読む
生前のアントニオ・タブッキが高く評価し、深い親交を結んだ、ローマ生まれの小説家・詩人であるアンドレア・バイヤーニ。日本で初めて紹介されるこ…
馬鹿げた話やデタラメな話を意味する「与太話」ということばは、古典落語にしばしば登場する「与太郎」から来ています。与太郎といえば、「世の中つ…
黒田龍之助先生が長年つき合ってきた、スラブのさまざまなことばにまつわる魅力がたっぷりのエピソード集。大勢の学生さんを魅了してきた黒田先生の…
日本ほど多くの外国文学が翻訳され、読まれている国はないといわれています。その中には、英語を中心としたおなじみの言語ではない、「その他」とく…
イラン・イスラム革命に翻弄される一家の姿を、亡命イラン人作家が魔術的リアリズムの手法で描いた本書。先に出版された英米圏では、〈国際ブッカー…
未曾有の大日照りの年。未来のために1本のトウモロコシの苗を守ろうと、老人と盲目の犬は驚くべき方法を選ぶ。ノーベル文学賞候補に名を連ねる重鎮に…
明日、六時に。いつもの場所で。くれぐれも気をつけて。愛してる。鳩の脚にくくられた短いラブレターが青い空を飛ぶ。純白の鳩の名はアモール(愛)…
軍事政権の圧政に祖国チリを追われ、ヨーロッパで活躍した作家ルイス・セプルベダは、2020年4月、新型コロナ感染による肺炎によりスペインで亡くなり…
シャルロッテ・ザロモンは、実在したユダヤ系ドイツ人画家。彼女の創作と人生への情熱、悲劇的な運命を、フランス人作家が8年をかけて小説にしたのが…
イングランド南部の村で生まれた由緒正しきコッカー・スパニエルのフラッシュは、著名な女性詩人エリザベス・バレットへの贈り物として、ロンドンへ…
スーザン・ソンタグに絶賛され、全米批評家協会賞など数々の賞に輝き、将来はノーベル文学賞候補と目されていたW・G・ゼーバルト。2001年に交通事故…
経済的繁栄がかつてない格差を生み出す中国。辺境の大学で貧困にあえぎながらも懸命に生きようとする若者に一人の教師は果たして何を差し出せるのか…
罪を犯したかつての教え子を救うために何ができるか。若き法律家が、読書の喜びを通して、貧困にあえぐ黒人青年の心に寄り添った記録である本書は、…
ローマと蛮族の接触によって、西欧社会はどのように変化していったのでしょうか。最新の研究成果から、流動的な現代ヨーロッパ社会を理解するために…
いったいどうやったんだ?短編や長編小説には多くの技法が詰まっている。登場人物のタイプ、プロットのリズム、章分け、視点の制約。詩は詩でまた形…
20世紀後半のクラシック音楽界に多大な影響を及ぼしたピエール・ブーレーズと、実業家で楽譜の読み方をほとんど知らないアマチュア音楽家のギルバー…
指揮棒を持つのと手で指揮をするのとではどう違うのか、ピアニスト出身とヴァイオリニスト出身、作曲家出身の指揮者では、どこが違うのか。そもそも…
経済思想史研究の第一線で活躍しながら、旺盛な執筆活動を続ける、京都大学教授の根井雅弘氏。1989年に根井氏が初めて世に問うた単著が『現代イギリ…
各地の自治体で手話言語条例の制定が相次ぎ、手話通訳の需要が高まっています。手話通訳とはなにか、そして手話通訳者にスポットを当てた本書の魅力…
「啓蒙主義」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。理性重視の哲学の潮流で、有名な哲学者がわんさといる、といったところでしょうか。全国の高校…