
1947年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。大妻女子大学名誉教授。表象文化論。著書に『アリス狩り』シリーズ、『近代文化史入門』、『風神の袋』ほか多数。訳書に、L・キャロル『不思議の国のアリス』、W・ウィルフォード『道化と笏杖』、E・シューエル『オルフェウスの声』、R・L・コリー『パラドクシ…もっと読む
 『食卓談義のイギリス文学: 書物が語る社交の歴史』(彩流社) 『食卓談義のイギリス文学: 書物が語る社交の歴史』(彩流社) 高山 宏 高山 宏- 「卓」越する新歴史学の妙学問史といってもよいし、知識形成論、知識関係論といってもよいが、才物たちの離合と集散の中から新しい知識が算出される… 書評
 『イギリス的風景―教養の旅から感性の旅へ』(NTT出版) 『イギリス的風景―教養の旅から感性の旅へ』(NTT出版) 高山 宏 高山 宏- 高校生がピクチャレスクを学ぶ日旧式な人文科学が気息奄々とする一方、メディア論を核に新しい人文科学が醸成されつつあるのはたしかだし、ぼくなど… 書評
 『暗号事典』(研究社) 『暗号事典』(研究社) 高山 宏 高山 宏- 暗号はミリタリー・マニエリスム一方に電子メール、電子マネーの飛躍的発達があり、他方に北朝鮮による拉致の問題があって、時代はまさしく「暗号」… 書評
 『はじまりの物語―デザインの視線』(紀伊國屋書店) 『はじまりの物語―デザインの視線』(紀伊國屋書店) 高山 宏 高山 宏- 「図説」文化史はどうしてこんなに面白いぼく自身、一時自分でつくって自分ではまってしまった、たとえばヴィジュアル・エッセーとでも名づけられる… 書評
 『モナリザの秘密―絵画をめぐる25章』(白水社) 『モナリザの秘密―絵画をめぐる25章』(白水社) 高山 宏 高山 宏- 21世紀という16世紀をこそイタリア美術史の世界がアダルジーザ・ルーリ(1946-95)に次いで、その最良の部分をダニエル・アラスの死によって失って… 書評
 『物数寄考: 骨董と葛藤』(平凡社) 『物数寄考: 骨董と葛藤』(平凡社) 高山 宏 高山 宏- 逆説で解く「骨董文学」の系譜骨董というものがあり、もちろん文学があるとして、では骨董文学というものが存在するか。たとえばどの作家のどの作が… 書評
 『月: 人との豊かなかかわりの歴史』(白水社) 『月: 人との豊かなかかわりの歴史』(白水社) 高山 宏 高山 宏- 人の願いと不安を反映する「鏡」七曜というか曜日の七つの名は月、火、水…と、七つの「惑星」の名前からとられているが、そう指摘されないとわから… 書評
 『人はなぜ騙すのか――狡智の文化史』(岩波書店) 『人はなぜ騙すのか――狡智の文化史』(岩波書店) 高山 宏 高山 宏- 領域を横断する「詐欺」の哲学哲学を現象学だ、構造主義だといういかにも哲学の勉強という切り口で説くのではなく、俊才國分功一郎氏の話題作『暇と… 書評
 『退屈 息もつかせぬその歴史』(青土社) 『退屈 息もつかせぬその歴史』(青土社) 高山 宏 高山 宏- 英米文学を長くやっていて気付いたことがある。多分一番激しいアクションに満ちているはずの巨鯨への復讐(ふくしゅう)物語、メルヴィル作『白鯨』… 書評
 『ノンセンスの領域 (高山宏セレクション〈異貌の人文学〉)』(白水社) 『ノンセンスの領域 (高山宏セレクション〈異貌の人文学〉)』(白水社) 高山 宏 高山 宏- ノンセンス・ブームにちょっと警告エリザベス・シューエル『ノンセンスの領域』の領域雑誌『ユリイカ』の「ノンセンスの王国」特集のために、『ノ… 書評
 『シェイクスピア・カーニヴァル』(平凡社) 『シェイクスピア・カーニヴァル』(平凡社) 高山 宏 高山 宏- ルネッサンスの「賢者(メイガス)」たちは彼の同時代人?ヤン・コット(一九一四- ※事務局注:二〇〇一没)の最新刊The Bottom Translation: Marl… 後書き
 『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社) 『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社) 高山 宏 高山 宏- サブカルチャー創出の現場体感サブカルチャー、俗に「サブカル」と呼ばれている領域の広さ、とめどなさは教育現場でその周辺を教えなくてはならない… 書評
 『ブック・カーニヴァル』(自由國民社) 『ブック・カーニヴァル』(自由國民社) 高山 宏 高山 宏- ブック・カーニヴァル 祝祭開宴のロ上A sadder and a wiser man , He rose the morrow morn............S.T.Coleridge何かをではなくて、いかにかと… 前書き
 『描写の芸術―一七世紀のオランダ絵画』(ありな書房) 『描写の芸術―一七世紀のオランダ絵画』(ありな書房) 高山 宏 高山 宏- 書き換えられた絵画史――フーコーの『言葉と物』の影の下に美術史プロパーにとってはどうか知らないが、美術をも含む表象史全体の大きな枠組からヨー… 書評
 『ロココからキュビスムへ―18~20世紀における文学・美術の変貌』(河出書房新社) 『ロココからキュビスムへ―18~20世紀における文学・美術の変貌』(河出書房新社) 高山 宏 高山 宏- ピクチャレスクに孕まれた「様式」志向その過小評価ないし不当な無視がひとり美術史のみか文学、文化史の領域において今進行中の「近代」史の書き換… 書評
 『表象の迷宮―マニエリスムからモダニズムへ』(ありな書房) 『表象の迷宮―マニエリスムからモダニズムへ』(ありな書房) 高山 宏 高山 宏- 美学的素養としての「冷めた熱狂」二十世紀美意識史上の革命を軽やかに論ずる世界を象徴や寓意の体系と見るため取りあえずヴィジュアルなものを手… 書評
 『アベラシオン バルトルシャイティス著作集 (1)』(国書刊行会) 『アベラシオン バルトルシャイティス著作集 (1)』(国書刊行会) 高山 宏 高山 宏- 偏倚な博物誌謎に満ちた幻想美術史家の4つのエッセーソ連邦崩壊の渦中でなにかと話題のリトアニアの出身でパリに流亡の身を置いた、謎に満ちた幻想… 書評
 『世界大博物図鑑 2 (魚類)』(平凡社) 『世界大博物図鑑 2 (魚類)』(平凡社) 高山 宏 高山 宏- アニマのバロック劇場全五巻のうち既に三巻分の出た『世界大博物図鑑』は[のち、むろん全巻完結]、怪物荒俣宏の「畢生の大作」であるというより、… 書評
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