1959年、東京都生まれ。東京理科大工学部卒。SF研究家・文芸評論家。著書に『「けいおん!」の奇跡、山田尚子監督の世界』(扶桑社)、『JUST IN SF』『世界文学ワンダーランド』(ともに本の雑誌社)、『ブックハンターの冒険』(学陽書房)。訳書にマイク・アシュリー『SF雑誌の歴史 パルプマガジンの饗宴』『SF雑誌の…もっと読む
- 『時との戦い』(国書刊行会)牧 眞司
アレッホ・カルペンティエール(Alejo Carpentier 1904-1980)キューバの作家。大学卒業後にジャーナリズムの道に進む。1928年にパリへ亡命し、マド…
書評 - 『殺人協奏曲』(新潮社)牧 眞司
フワン=ラモン・サラゴサ(Juan-ramon Zaragoza 1938- )スペインの医学者・作家。生地バレンシアで医学を勉強し、放射線学を専攻する。1971年から…
書評 - 『天使の恥部』(白水社)牧 眞司
マヌエル・プイグ(Manuel Puig 1932-1990)アルゼンチン出身の作家。1956年にイタリアに留学し、そこで映画関係の道を模索するも挫折。63年にニュ…
書評 - 『ユニヴァーサル野球協会』(白水社)牧 眞司
ロバート・クーヴァー(Robert Coover 1932- )アメリカの作家。The Origin of the Brunists(1966)が、もっともすぐれた処女長篇に与えられるウィ…
書評 - 『ユニコーンを探して―サタジット・レイ小説集』(筑摩書房)牧 眞司
サタジット・レイ(Satyajit Ray 1921-1992)インドの映画監督・作家・イラストレーター。広告会社でデザイナーとして働くかたわら、映画製作に打ち…
書評 - 『世界の終わりのサイエンス』(早川書房)牧 眞司
トマス・パーマー(Thomas Palmer 1955- )アメリカの作家。長篇『密輸人』(1983)でデビュー。これは、マイアミを舞台にコカインの密輸に携わる人…
書評 - 『ホット・ジャズ・トリオ』(福武書店)牧 眞司
ウィリアム・コツウィンクル(William Kotzwinkle 1938- )アメリカの作家。さまざまな職業を経験したのち、1969年に短篇小説を発表してデビュー。…
書評 - 『ムントゥリャサ通りで』(法政大学出版局)牧 眞司
ミルチャ・エリアーデ(Mircea Eliade 1907-1986)ルーマニア出身の宗教学者・作家。高等中学生時代から創作を開始。インドでヨーガやタントラの修…
書評 - 『心変わり』(岩波書店)牧 眞司
ミシェル・ビュトール(Michel Butor 1926-2016)フランスの作家・批評家。『ミラノ通り』(1954)、『時間割』(1956)、『心変わり』(1957)、『…
書評 - 『ゴーストと旅すれば』(福武書店)牧 眞司
ジム・ダッジ(Jim Dodge 1950- )アメリカの作家・哲学者。小説家としては『かものファップは知っている』(1983)が第一長篇。『ゴーストと旅をす…
書評 - 『さくらんぼの性は』(白水社)牧 眞司
ジャネット・ウィンターソン(Jeanette Winterson 1959- )イギリスの作家。第一長篇『オレンジだけが果物じゃない』(1985)が、イギリスでその年…
書評 - 『めくるめく世界』(国書刊行会)牧 眞司
レイナルド・アレナス(Reinaldo Arenas 1943-1990)キューバ出身の作家。1966年に『めくるめく世界』がキューバ作家芸術家同盟のコンクールで入賞…
書評 - 『雨は降るがままにせよ』(思潮社)牧 眞司
ポール・ボウルズ(Paul Bowles 1910-1999)ニューヨーク生まれの作家。最初は詩人として、次に作曲家として才能を発揮。小説を書きはじめたのは30…
書評 - 『類推の山』(河出書房新社)牧 眞司
ルネ・ドーマル(Rene Daumal 1908-1944)フランスの作家。シュルレアリスムの影響下で青年期をすごし、同人誌〈大いなる賭〉の若い詩人集団の一員…
書評 - 『裏面: ある幻想的な物語』(白水社)牧 眞司
アルフレート・クビーン(Alfred Kubin 1877-1959)ボヘミア生まれの画家・作家。青年時代はピストル自殺を図ったり精神病院に入ったこともあったが…
書評 - 『ゴーレム』(白水社)牧 眞司
グスタフ・マイリンク(Gustav Meyrink 1868-1932)ウィーン生まれの作家。銀行業に従事したのち創作をはじめ、おもにプラハで活動した。ホフマンや…
書評 - 『ラグタイム』(早川書房)牧 眞司
E.L. ドクトロウ(Edgar Lawrence Doctorow 1931-2015)E・L・ドクトロウ(Edgar Lawrence Doctorow 1931- )。アメリカの作家。荒涼たる西部の街を…
書評 - 『競売ナンバー49の叫び』(筑摩書房)牧 眞司
トマス・ピンチョン(Thomas Pynchon 1937-)アメリカの作家。コーネル大学在学中に創作を開始。長篇『V.』(1963)によって本格デビューを果たす。…
書評 - 『ロクス・ソルス』(平凡社)牧 眞司
レーモン・ルーセル(Raymond Roussel 1877-1933)フランスの作家。生前の単行本はすべて自費出版。のちに高い評価を得る『アフリカの印象』(1910…
書評 - 『西瓜糖の日々』(河出書房新社)牧 眞司
リチャード・ブローティガン(Richard Brautigan 1935-1984)アメリカの作家。詩を書いていたが、「自分には文章が書けることを発見」して小説の執…
書評