1959年、東京都生まれ。東京理科大工学部卒。SF研究家・文芸評論家。著書に『「けいおん!」の奇跡、山田尚子監督の世界』(扶桑社)、『JUST IN SF』『世界文学ワンダーランド』(ともに本の雑誌社)、『ブックハンターの冒険』(学陽書房)。訳書にマイク・アシュリー『SF雑誌の歴史 パルプマガジンの饗宴』『SF雑誌の…もっと読む
- 『ルビコン・ビーチ』(筑摩書房)牧 眞司
スティーヴ・エリクソン(Steve Erickson 1950- )アメリカの作家。『彷徨(さまよ)う日々』(1985)でデビュー。空間がよじれたロサンゼルスを描…
書評 - 『はまむぎ』(水声社)牧 眞司
レーモン・クノー(Raymond Queneau 1903-1976)フランスの作家。シュルレアリスム運動に身を投じるも1929年に決別。『はまむぎ』(1933)を皮切り…
書評 - 『フロベールの鸚鵡』(白水社)牧 眞司
ジュリアン・バーンズ(Julian Barnes 1946- )イギリスの作家。辞典の編纂や、新聞の文芸欄、テレビ批評、レストラン批評などを手がけながら、小説…
書評 - 『カウガール・ブルース』(集英社)牧 眞司
トム・ロビンズ(Tom Robbins 1936- )アメリカの作家。60年代カウンターカルチャーに積極的に関わった経験をもとに、ヒッピー的なコミュニティであ…
書評 - 『熱帯雨林の彼方へ』(新潮社)牧 眞司
カレン・テイ・ヤマシタ(Karen Tei Yamashita 1951- )日系アメリカ人の作家。1974年、大学卒業後、日本移民の歴史と人類学の研究をするために奨学…
書評 - 『精霊たちの家』(国書刊行会)牧 眞司
イサベル・アジェンデ(Isabel Allende 1942- )チリ出身、ベネズエラへの亡命を経て、現在はアメリカ在住の作家。ベネズエラ時代、ジャーナリスト…
書評 - 『パラダイス・モーテル』(東京創元社)牧 眞司
エリック・マコーマック(Eric McCormack 1938- )スコットランド出身のカナダ人作家。オンタリオ州のカレッジで教鞭を取りながら、創作活動をおこ…
書評 - 『やし酒飲み』(岩波書店)牧 眞司
エイモス・チュツオーラ(Amos Tutuola 1920-1997)ナイジェリアの作家。第二次大戦後、労働局の雑用係にかたわら物語を書き、それがのちに『やし酒…
書評 - 『城』(白水社)牧 眞司
フランツ・カフカ(Franz Kafka 1883-1924)チェコの作家。カフカが生まれたプラハは当時オーストリア・ハンガリー帝国に属し、彼はドイツ語を母国…
書評 - 『冥途』(岩波書店)牧 眞司
内田百閒(うちだ・ひゃっけん 1889-1971)本名は内田栄造。東大独文科在学中に夏目漱石門下となる。最初の単行本『冥途』(1922年、12篇収録)は、…
書評 - 『大いなる文法学者の猿』(新潮社)牧 眞司
オクタビオ・パス(Octavio Paz 1914-1998)メキシコの詩人・評論家。19歳で第一詩集『野生の月』(未訳)を発表。1946年より68年まで外交官を務め…
書評 - 『すべての火は火』(水声社)牧 眞司
フリオ・コルタサル(Julio Cortazar 1914-1984)アルゼンチンの作家。高校時代に詩集『現在』(1938、未訳)を自費出版。『動物寓意譚』(1951、未…
書評 - 『ガルガンチュアとパンタグリュエル』(筑摩書房)牧 眞司
フランソワ・ラブレー(François Rabelais 1483?-1553)フランス・ルネサンスを代表するひとり。修道士を経て医者となる。『第二之書パンタグリュエ…
書評 - 『レ・コスミコミケ』(早川書房)牧 眞司
イタロ・カルヴィーノ(Italo Calvino 1923-1985)イタリアの作家。リアリズム小説で出発するが、『まっぷたつの子爵』(1952)、『木のぼり男爵』…
書評 - 『伝奇集』(岩波書店)牧 眞司
ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges 1899-1986)アルゼンチンの作家。幼少時から創作・翻訳を手がけ、24歳で詩集『ブエノスアイレスの熱…
書評 - 『パースの城』(国書刊行会)牧 眞司
ブラウリオ・アレナス(Braulio Arenas 1913-1988)チリの作家。チリにおけるシュルレアリスム運動の中心人物として、自ら創刊した文芸誌〈マンドラ…
書評 - 『世界終末戦争』(新潮社)牧 眞司
マリオ・バルガス=リョサ(Mario Vargas Llosa 1936- )ペルーの作家。短篇集『ボスたち』(1959)が最初の単行本だが、その次に出した長篇『都会…
書評 - 『キャッチ=22』(早川書房)牧 眞司
ジョーゼフ・ヘラー(Joseph Heller 1923-1999)アメリカの作家。コピーライターなどをしながら、八年がかりで『キャッチ=22』(1961)を書きあげ…
書評 - 『夜のみだらな鳥』(集英社)牧 眞司
ホセ・ドノソ(Jose Donoso 1925-1996)チリの作家。短篇集『避暑、その他の短篇』(1955、未訳)と長篇『戴冠式』(1957、未訳)はリアリズムだっ…
書評 - 『百年の孤独』(新潮社)牧 眞司
ガブリエル・ガルシア=マルケス(Gabriel Garcia Marquez 1928-2014)コロンビアの作家。新聞記者として渡欧中に第一長篇『落葉』(1955)を出版。…
書評