名古屋大学出版会The University of Nagoya Press
公式サイト: http://www.unp.or.jp/
名古屋大学出版会(The University of Nagoya Press) 学術書の出版社です。2022年6月に創立40周年を迎えます。名古屋から、新たな魅力ある「知」を届けてまいります。※全国の書店でお取り寄せいただけます。もっと読む
『物数寄考――骨董と葛藤』(平凡社、2014年)などの著作で知られる美術史家・松原知生氏が、今年、『転生するイコン――ルネサンス末期シエナ絵画と政…
世界でも最高水準の鉄道技術を誇った満鉄。その鉄道業の全貌を詳細に描き出した力作『東アジアのなかの満鉄』が刊行されました。今回は著者・林先生…
照明が創り出す「影」の日本映画史「日本映画の父」マキノ省三が言い始めた「一ヌケ」、その「明るさ」の希求は「明るく楽しい松竹映画」に引き継が…
日本美術史上の「四大絵巻」の一つにも数えられる「鳥獣戯画(鳥獣人物戯画)」。擬人化された猿・兎・蛙……人々を惹き付けてやまないあの絵巻には、…
外国人研究者として滞在中に東日本大震災を経験した、映像・メディア学研究者のミツヨ・ワダ・マルシアーノ氏。以後約十年間、さまざまな映像作品――…
なぜ高校では世界史と日本史が分けて教えられるのか、疑問に思ったことはありませんか。2000年代後半に発覚した「世界史未履修問題」は覚えています…
オックスフォード大学出版局から刊行されている定番の入門書シリーズ「Very Short Introductions」の中から、このたび『現代アート入門』が日本語に…
広大な領土を誇ったロシア帝国。「陸の帝国」というイメージが強いが、このたび刊行された『海のロシア史』ではその海運の歴史に着目し、これまでほ…
海外でも高い評価を得た著作の日本語版『ルネサンスの数学思想』がこのたび刊行されました。本書はどのような関心から書かれたのか、著者のインタビ…
『専門知を再考する』(H・コリンズ、R・エヴァンズ著)の周辺科学と政治の関係の難しさ今年はコロナの年と記憶されそうである。ロックダウンや緊急…
現代経済学の巨人、ニコラス・カルドア。彼に関する研究書として、日本語では初となる『カルドア 技術革新と分配の経済学』がこのたび出版されました…
現代の科学において、ほとんど特権的な役割を担っているといってもよい統計学。そもそもなぜ統計は科学的な根拠になるのでしょうか。SNSでも話題とな…
天理教を事例に、新宗教の実像に迫った前著『新宗教と総力戦』が話題となった永岡崇氏。このたび刊行された『宗教文化は誰のものか』では、大本(大…
「租税回避の多くは合法だ。しかし、まさにそれこそが問題なのだ」。これは2016年4月、アメリカのオバマ大統領(当時)が記者会見で語った言葉である…
黒澤明、溝口健二とともに、日本映画の三大巨匠の一人として数えられる小津安二郎。没後半世紀以上を経た現在でも、伝記や評論など関連書籍が国内外…
2020年10月、名古屋大学出版会は刊行点数1000点を突破した。その節目にあたるのが、700頁を超える杉原薫氏の大著『世界史のなかの東アジアの奇跡』だ…
「イスラーム・ガラス」の第一人者として国際的に活躍するも、2018年に急逝した真道洋子氏。その遺作となる『イスラーム・ガラス』がこのたび刊行さ…
現ウィルス禍にあって、医学史、科学史の書籍が読み直されています。19世紀のイギリスを舞台にした『病原菌と国家』は、科学研究が国家の政策や経済…
現代における科学史研究の古典――「テクノロジー」によって巧みに管理される事実と仮説の境界線本書は、1985年の刊行以来賛否両方向からの反響を喚起…
日本でも人気の哲学者ダニエル・C・デネット氏。1984年の著作“Elbow Room”(邦題『自由の余地』)がこのたび翻訳されました。原著出版から36年もたっ…