
1948年生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。執筆活動を経て、1989年より東工大に勤務。現在、東京工業大学名誉教授。著書に『仏教の言説戦略』(勁草書房)、『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)、『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『社会の不思議』(朝日出版社)など多数。…もっと読む
『江戸から見直す民主主義』(現代書館)
橋爪 大三郎寺子屋、藩校、入札、合議…維新前の世薩長主役の強権政治=明治維新でなくてもよかった。江戸時代には豊かな民主主義の伝統があったから。日本近代…
書評
『なぜ日本文学は英米で人気があるのか』(早川書房)
橋爪 大三郎この10年イギリスで日本の女性作家の小説が売れまくっている。なぜだろう。翻訳家の鴻巣友季子氏はアンテナを総動員して考察する。英語圏で翻訳文学…
書評
『教養としての量子コンピュータ』(ダイヤモンド社)
橋爪 大三郎生成AIどころか…衝撃の未来入り口量子コンピュータ実用化が目前だ。世の中が激変するかも。ピンと来ないなあ。そんなあなたを研究の現場に案内して…
書評
『これからの社会のために哲学ができること 新道徳実在論とWEターン』(光文社)
橋爪 大三郎「新実在論」の旗手マルクス・ガブリエル氏と「WEターン」を唱える京大教授・出口康夫氏との哲学対話。われわれがいま未来をどう構想すればよいのか…
書評
『シン・アナキズム: 世直し思想家列伝』(NHK出版)
橋爪 大三郎アナキズムが帰ってきた。シン・ゴジラのようだ。≪アナキズム=暴力=テロリズム≫と忌避された昔と違い、若い世代に支持を集める。著者・重田園江氏…
書評
『日本政治思想史』(新潮社)
橋爪 大三郎天皇と統治の骨格を豊かに肉付け「政治思想」を軸に、宗教/歴史/民俗/建築/世相/社会/…をまたがって自在に考察、日本政治の全体像を描き出す…
書評
『哲学史入門IV: 正義論、功利主義からケアの倫理まで』(NHK出版)
橋爪 大三郎人気シリーズ『哲学史入門』。編者の斎藤哲也氏が≪哲学研究の第一人者を指南役に…聞き書き形式≫でまとめるスタイルで大好評だ。今回「Ⅳ」は「正義論…
書評
『テクノ専制とコモンへの道 民主主義の未来をひらく多元技術PLURALITYとは?』(集英社)
橋爪 大三郎「管理職はすぐ失業」「生成AIのせいで労働は無価値に」…こんな見通しは間違いだ。統合テクノクラシー(AIに政治をやらせる)でも企業リバタリアニズ…
書評
『ハイエク入門』(筑摩書房)
橋爪 大三郎新書でたどる「自生的秩序」の知的な履歴傑出した経済学者・思想家フリードリヒ・ハイエク(一八九九-一九九二)の全貌を描く新書版の評伝の大作だ…
書評
『オスマン帝国全史 「崇高なる国家」の物語 1299-1922』(講談社)
橋爪 大三郎現代にまで続く民族、宗教のドラマ新書五○○頁(ページ)に収まり切らないリッチな内容だ。第一次世界大戦後に滅ぶまでほぼ五百年近く、西欧に拮抗(…
書評
『近親性交: 語られざる家族の闇』(小学館)
橋爪 大三郎ショッキングな書名だ。著者の阿部恭子氏は≪二○○八年、日本で初めて犯罪加害者家族の支援団体を設立≫。活動を続けるうち、家族内の性加害/被害の実…
書評
『『三国志』を読む』(岩波書店)
橋爪 大三郎曹操、孫権、劉備の三傑が覇を争った三国時代。その歴史をまとめたのが『三国志』だ。陳寿が個人で書いた書物が正史とされた。『三国志演義』は民間…
書評
『SNS選挙という罠: 自分の頭で考え直すために』(平凡社)
橋爪 大三郎選挙が変だ。メディアの予想は外れっぱなし。兵庫県知事が再選、石丸候補が都知事選で躍進、都議選で自民党が惨敗だ。極論がSNSを飛び交う≪ストーリ…
書評
『社会学 第九版 上巻』(而立書房)
橋爪 大三郎信念と情熱、試行錯誤の努力の教科書社会学の教科書の定番中の定番。こんな本格的な教科書は見当たらない。丁寧によく作り込んである。教科書は作り…
書評
『ひのえうま 江戸から令和の迷信と日本社会』(光文社)
橋爪 大三郎六○年ごとに巡ってくるひのえうま(丙午)。一九六六(昭和四一)年には、出生数が前年の四分の三以下に落ち込んだ。丙午生まれの女性は≪気性が荒…く…
書評
『江戸時代のオタクファイル』(淡交社)
橋爪 大三郎徳川光圀(みつくに)は無類の麺好き。若い頃江戸で流行のうどんを食べ歩き、後年、朱舜水(しゅしゅんすい)に師事すると、本場のラーメンをつくっ…
書評
『キリスト教綱要 初版』(講談社)
橋爪 大三郎カルヴァンの『キリスト教綱要』はプロテスタント最初の神学書。ルターを越えて救済予定説を説いたので有名だ。五六三頁とぶ厚い。『綱要』は、議論…
書評
『儒学者 兆民 : 「東洋のルソー」再考』(創元社)
橋爪 大三郎西洋との整合に格闘した「創造的知性」中江兆民はフランス語が得意。ルソーの『社会契約論』を翻訳した。『民約訳解』だ。漢文訳だったので中国でも…
書評
『孝経 儒教の歴史二千年の旅』(岩波書店)
橋爪 大三郎孝経は孔子の教えを記す古典。千八百字と短く初学者向きだ。中国や日本でよく読まれた。その歴史を漢代から現代までたどる旅である。孝経という名前…
書評
『漢字はこうして始まった: 族徽の世界』(早川書房)
橋爪 大三郎甲骨文字→金文(きんぶん)→篆書(てんしょ)→隷書→…の順に発達した漢字。でもほかに族徽(ぞくき)というものがあり、漢字の成立に絡んでいたという…
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