フランス文学者。元明治大学教授。専門は19世紀フランス文学。1949年、横浜市生まれ。1973年東京大学仏文科卒業。1978年同大学大学院人文科学研究科博士課程単位習得満期退学。元明治大学国際日本学部教授。『職業別パリ風俗』で読売文学賞評論・伝記賞を受賞するなど数多くの受賞歴がある。膨大な古書コレクションを有…もっと読む
鹿島 茂の書評/解説/選評一覧
- 『三島由紀夫のフランス文学講座』(筑摩書房)鹿島 茂
創作の方法論の武器庫こうした本を編纂することが長年の夢だった。だから、今回、夢を実現できて、本当にうれしい。思うに、三島由紀夫こそは、戦後…
自著解説 - 『自己分析』(藤原書店)鹿島 茂
未知に挑んだ社会学者の「自伝ならざる自伝」二〇〇二年に死去した社会学者ピエール・ブルデューの「ディスタンクシオン」理論はいまや社会科学の大…
書評 - 『トッド 自身を語る』(藤原書店)鹿島 茂
理論体系転換させるか日本体験エマニュエル・トッドの著作の訳者が、訳書の刊行に際して試みたインタビューを逆編年体で編んだ本。惹句(じゃっく)…
書評 - 『シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧』(文藝春秋)鹿島 茂
実態は差異主義的な「ネオ共和主義」昨年一月七日に起きた「シャルリ・エブド襲撃事件」で日本人の多くは、襲撃は断じて許されないが、イスラム教徒…
書評