
1958(昭和33)年、北海道生れ。フリーライター。法政大学文学部哲学科卒業。西武百貨店系洋書店勤務の後、『宝島』『別冊宝島』の編集に携わる。1993(平成5)年頃よりライター業に専念。「哲学からアダルトビデオまで」を標榜し、コラム、書評、インタビューなど幅広い分野で活躍中。著書に『そうだ、京都に住もう。』『…もっと読む
- 『おじさん図鑑』(小学館)永江 朗
ついにおじさんが「見られる」立場になった気がついたら私は、おじさんになっていた。おじさんというのは、徐々にではなく、突然なるものだと知った…
書評 - 『哲学大図鑑』(三省堂)永江 朗
授業の黒板のように思想の地図をさし示すカフェの本棚に『世界で一番美しい元素図鑑』(創元社)があった。iPadのアプリ版でも話題になった本だ。ペ…
書評 - 『大往生したけりゃ医療とかかわるな』(幻冬舎)永江 朗
がんは完全に放置すれば安らかに逝ける誰もが長寿を喜ぶ時代ではなくなった。肉親には長く生きてほしいと思っても、自分自身はほどほどにと思う人が…
書評 - 『父・金正日と私 金正男独占告白』(文藝春秋)永江 朗
じつは賢かった長男・金正男金正日が急死して2カ月。三男の正恩じゃなくて長男の正男が権力を引き継いでいたらよかったのに……五味洋治の『父・金正…
書評 - 『下山の思想』(幻冬舎)永江 朗
下り坂だからこそある喜びデフレをとめて、ちょっとインフレになれば、いろんなことが解決するだろう。経済が成長しているときは、格差もそれほど大…
書評 - 『一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル』(講談社)永江 朗
データベースが民主主義を支える時代へ「熟議」という言葉をよく聞く。よく議論すれば、よりよい考えに到達し、みんなが納得する(はずだ)、という…
書評 - 『I Love Rinka Style』(宝島社)永江 朗
梨花の人気は“センス”が理由?最近、雑誌というと、「売れない」とか「また休刊」といった、暗いニュースが多い。しかしすべての雑誌が売れないわけ…
書評 - 『暴力団』(新潮社)永江 朗
暴力団の終わりを示しているのかぼくが書店員だったころ、ときどき近所のヤクザが本を買いにきてくれた。刑務所にいる兄貴分への差し入れの本だ。ミ…
書評 - 『堀文子の言葉 ひとりで生きる (「生きる言葉」シリーズ)』(求龍堂)永江 朗
見習いたい孤高の画家による箴言3・11以降、「絆」とか「みんなで」とか、「つながり」といった言葉を頻繁に聞くようになった。「連帯を求めて孤立…
書評 - 『老前整理 捨てれば心も暮らしも軽くなる』(徳間書店)永江 朗
物を減らせば人生が変わる肉親が亡くなると、遺産や遺品の整理に一苦労する。たとえわずかな遺産だろうと。マイナスだったらなおさら。当人が財産分…
書評 - 『ガールフレンド』(スペースシャワーネットワーク)永江 朗
オリーブ少女の居場所しまおまほ。マンガ家、イラストレーター、エッセイスト。父方の祖父は作家の島尾敏雄、祖母も作家の島尾ミホ。父は写真家の島…
書評 - 『池上彰の宗教がわかれば世界が見える』(文藝春秋)永江 朗
“宗教本ブーム”の鍵は団塊世代か最近のベストセラーリストを見ていると、橋爪大三郎&大澤真幸『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書)はじめ宗教…
書評 - 『「原子力ムラ」を超えて ポスト福島のエネルギー政策』(NHK出版)永江 朗
原発より危ない、動かしている連中猛暑が続く。今年の夏は電力不足で大パニックになるだろうとか、熱中症で死人がたくさん出るだろうといわれたけれ…
書評 - 『米国製エリートは本当にすごいのか?』(東洋経済新報社)永江 朗
“4年で480冊”のすごさうまいタイトルだなぁ、と感心する本がときどきある。佐々木紀彦『米国製エリートは本当にすごいのか?』もそうした1冊。著者…
書評 - 『誰も戦争を教えてくれなかった』(講談社)永江 朗
日本の戦争博物館の”異常さ”1月に母が、6月に父が他界した。1930年生まれの父は、敗戦のとき満14歳だった。母はその2歳下だった。父は戦場に行った…
書評 - 『カルピス社員のとっておきレシピ-すっきりと、まろやかに、おいしい!』(池田書店)永江 朗
カルピス+マッコリ=イケる『カルピス社員のとっておきレシピ』を見たときは、てっきり『体脂肪計タニタの社員食堂~500kcalのまんぷく定食~』(…
書評 - 『動きすぎてはいけない: ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(河出書房新社)永江 朗
つながりが息苦しいなら断ち切ろうこんな本が売れているとは! もちろん「こんな」は侮蔑の言葉ではない。「こんなにも難解で厚い」という意味であ…
書評 - 『コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる』(学芸出版社)永江 朗
「やりたい」を引き出すデザイン今回の震災で得た教訓のひとつは、国なんかアテにならないということである。菅が無能だからといって、自民党に能力…
書評 - 『暮らしを美しくするコツ509』(暮しの手帖社)永江 朗
掃除にも発見がある「ふつうの暮らし」のありがたさが身にしみる。なにが「ふつう」なのかはよくわからないが。貧乏でいいから、安全で安心な生活を…
書評 - 『大人の流儀』(講談社)永江 朗
安いものには裏がある伊集院静のエッセイ集『大人の流儀』に、特別なことは何も書かれていない。叱らなければならないときは叱れ、危険を察知したら…
書評