中村 桂子KEIKO NAKAMURA
公式サイト: http://www.brh.co.jp/about/message/
「洋菓子」が本格的に入ってきた幕末・明治から現在まで、その時代を象徴するお菓子とそれにまつわるエピソードが並ぶ。生菓子・焼き菓子を扱おうと…
差別に反撥し不条理を考える「今の時代、紛争は武力ではなく対話や外交でこそ解決に向かうことが世界の約束ではなかったのか(日本国憲法の前文にも…
脳出血で失った左脳機能を手術と八年間のリハビリで取り戻した脳科学者である著者は、生死の境にあった時、至上の幸福感に包まれたという。この体験…
謎を残す二足歩行と人間の一生初期人類の研究は、たった一つの化石の発見が大きな展開をもたらすので、発見者はそれをもとに自説にこだわり、化石の…
「町医者こそが医師という職業の集大成なのだ」。本書のメッセージはこの結びの言葉に尽きる。九州で野北保造が始めた医院は、四代百年続いている。…
人間の生き方を考え問うAI(人工知能)の解説書を読んでも全体像は見えず、期待と不安がないまぜの落ち着かない気分になるばかりだった。本書で納得…
生き物すべてにあるに違いない哲学教室二十一話からなる動物哲学物語。ツキノワグマ、ニホンザル、ニホンジカ、コウモリ、ザトウクジラ、モグラ、ア…
ヒト生物学、世界を一つにする力に人間とは何か。これまで哲学や宗教など人文学のものとされてきた問いを科学に持ち込めるようになったのが二十一世…
行き当たりばったり戦法で周囲味方J・J・ギブソンが創始した生態心理学の、行為主体と環境とが<ひとつのシステム>を作りあげるという考え方を受け…
結核感染の判定薬として知られるツベルクリンが、当初コッホが開発した治療薬として「過剰な期待感に満ちた集団的な動き」、つまり騒動を引き起こし…
農村医療、つまり地域医療の確立こそ医の原点という信念で若月俊一が創設した佐久総合病院の医長として、その意志を継ぐ著者のウェブ雑誌連載記事を…
難民救え、比類なきリーダーシップロシア軍のウクライナ侵攻により、多くの人がポーランドなどヨーロッパ諸国への避難を余儀なくされた。テレビの画…
アイルランドの小農場に自分で建てた小屋に電気で動くものは何もない。冬の初めのある日の午後11時、最後のメールチェック後に携帯電話の電源を切っ…
戦争、科学、芸術…放たれる強い思い手紙には何か知りたいことが隠れていそうな気がする。本来宛先の人だけが読むものであり、そこには送り手の強い…
「感性の歴史家」による検証本書は「地球について人間が知らなかったこと」という小見出しで始まる。“感性の歴史家”として知られる著者は「人間が何…
世界的研究の歩み、心地よく追体験あつめるでなく、あつまる細胞。身近な生きものはどれも多細胞生物と呼ばれ、細胞が集まって心臓、脳、腸などの器…
体はユルいもの、つまり自分で完全にコントロールできないものだからこそ新しいことができるようになるのだ。テクノロジーと体の関係を見る五つの研…
骨通しいのち考える変わった「絵本」年末年始の忙しい日々の中で、冬休み中の子どもとの時間も必要かなと思われた時にもってこいの、一風変わった絵…
エコクリティシズムとは「文学と物理的環境の関係についての研究」である。人間活動の地球生命維持システムへの破壊的影響に対する不安を、地球を守…
日仏が協力 「土」を多様な視点で猛暑とおかしな雨の降り方でこの夏は野菜などが思うように育たず、お米も質が落ちたという。このままでは食べ物が…