中村 桂子KEIKO NAKAMURA
公式サイト: http://www.brh.co.jp/about/message/
難民救え、比類なきリーダーシップロシア軍のウクライナ侵攻により、多くの人がポーランドなどヨーロッパ諸国への避難を余儀なくされた。テレビの画…
アイルランドの小農場に自分で建てた小屋に電気で動くものは何もない。冬の初めのある日の午後11時、最後のメールチェック後に携帯電話の電源を切っ…
戦争、科学、芸術…放たれる強い思い手紙には何か知りたいことが隠れていそうな気がする。本来宛先の人だけが読むものであり、そこには送り手の強い…
「感性の歴史家」による検証本書は「地球について人間が知らなかったこと」という小見出しで始まる。“感性の歴史家”として知られる著者は「人間が何…
世界的研究の歩み、心地よく追体験あつめるでなく、あつまる細胞。身近な生きものはどれも多細胞生物と呼ばれ、細胞が集まって心臓、脳、腸などの器…
体はユルいもの、つまり自分で完全にコントロールできないものだからこそ新しいことができるようになるのだ。テクノロジーと体の関係を見る五つの研…
骨通しいのち考える変わった「絵本」年末年始の忙しい日々の中で、冬休み中の子どもとの時間も必要かなと思われた時にもってこいの、一風変わった絵…
エコクリティシズムとは「文学と物理的環境の関係についての研究」である。人間活動の地球生命維持システムへの破壊的影響に対する不安を、地球を守…
日仏が協力 「土」を多様な視点で猛暑とおかしな雨の降り方でこの夏は野菜などが思うように育たず、お米も質が落ちたという。このままでは食べ物が…
『ムラブリ』は、タイの文字を持たない狩猟採集民ムラブリと共に暮らし、彼らの用いる言語を学び、研究している若い言語学者の報告である。言葉だけ…
日常会話について次のことがわかったと『会話の科学』にある。・質問への答えにかかる時間は平均0・2秒。瞬きの時間と同じだ。・「いいえ」と答える…
知性行き詰まり超える「対称性」駅までの数分を歩くだけで噴き出してくる汗を拭っていると、現代文明への疑問が頭をもたげる。人間は生きものという…
自然という書物を読む 手が考える著者はこの人と同時代を生きてよかったと思い多くを学んでいる方の一人。紬織(つむぎおり)での重要無形文化財保…
生命体の多元的世界こそが現実チャットGPT(生成AI)の活躍もあり、AIが人間を超えるという言葉が現実味を帯びてきた。人間を生きものと考えている…
ユネスコの調査で、日本で消滅危機にある言語としてアイヌ語、沖縄語などの琉球言語六つと八丈語の八言語があげられる。言語と共に多くの文化が失わ…
家畜を通して生きる選択肢検証猛暑と豪雨の中で、新型コロナウイルスの感染拡大が続き、自然との向き合い方の再考が必要と思わざるを得ない。人間は…
医療現場の実感と向き合う新型コロナウイルスのパンデミックで社会を支えるさまざまなシステムの脆弱さが浮き彫りになったが、中でも大きな課題が医…
身近で生活を支えるものの危機子どもの頃の思い出には「お砂場」がつきものだ。水で少し湿らせてつくった山にトンネルを掘った仲間と両側から入れた…
不可能を可能にした30年三五〇ページほどの本を読み終えパタンととじた時の爽快感は格別だった。研究はこうでなくっちゃ。どうしても知りたいことを…
脳を育て氷期を乗り越えさせた魚料理は大好きだが、狩猟採集から農耕へと移行する人類史の中で、重要な食べものとして魚をイメージしたことはなかっ…